パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
明日にでも続きを観られるなら最高なんですけどねー。たっぷり150分も観せておいて、尻切れトンボはないでしょー。さーて、どう評価すればいいのやら・・・

最高の場面は予告編に凝縮されてるんですよ。劇場版の予告を観た人は全員観るんじゃないかな? アクションは第一作より大がかりなことをやっているし、ドミニカで撮ったカリブ海パートの景観もすばらしいです。一見の価値ありですね。


途中、やや眠くなるシーンもあるんですが・・・それは「嵐の前の静けさ」だから仕方ないでしょう。やっぱりこの映画は夏休みのエンターテイメントとして観ておくべきなんだろうな。ということで、評価は B+ ということにしておきます。

150分と長いので、トイレが近い人はご用心。それから、長いクレジットロールのあとにワンカットだけ続きがありますので、できれば最後まで席を立たないように。(第一作も同じようにクレジットロールの最後にワンカット隠されていた)

作品メモ

監督:ゴア・ヴァービンスキー(ザ・リング)

製作:ジェリー・ブラッカイマー(キング・アーサー, ナショナル・トレジャーなど)

出演:ジョニー・デップ, オーランド・ブルーム, キーラ・ナイトレイ

ジャンル:アドベンチャー

公開日:2006/7/22

上映時間:150分

日本配給:ブエナビスタ・ インターナショナル

公式ホームページ:http://www.disney.co.jp/pirates/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 02:52 | comments(0) | -
サイレントヒル
この映画は、日本のゲームメーカー、コナミが作った「世界で最も恐いホラー・アドベンチャーゲーム」の実写版。「サイレントヒル」のファンページを読んでみると、今まで4作出ているうちの2作目が一番人気らしい。(別名「静岡2」)

映画はゲームの第1作を元に作られているが、このゲームのどういうところが人気なのかというと、まずストーリー性。恐い話だけど、単純に恐がらせるだけじゃないということ。それから芸術性。確かに音楽、景観デザイン、クリーチャー・デザインなどが秀逸なのだ。アタシはこのゲームをプレイしていないが、帰り際にトイレに寄ったら若者がふたりでこんなことを話していた。

「ゲームそのものの場面があったね」

「おお、ビックリした。学校の中庭とか・・・」


ゲームをプレイしていないアタシも、オープンセットのスケールと雰囲気に驚いた。それはもうセットなんてものではなく、実在のゴーストタウンで撮影したと思わせるような大きさなのだ。(カナダの片田舎にオープンセットが作られたらしい)

内容を一言で言うと「おぞましい」(気持ち悪いを通り越している)。封切り直後なので70人ぐらい見ていたが、そのうち1名が途中で退出して戻ってこなかった。特にクライマックスがおぞましいので、途中で気分が悪くなった人は早めに退出しよう。前半はまだまだ序の口で、登場人物が多くなってからがスゴイ。

ホラーにしては長めの126分。アナタは耐えられるだろうか? 評価は誰でも楽しめるような作品でないので B- に留めておこう。アタシは【バイオハザード II アポカリプス】にA+をつけたぐらい、この映画のプロデューサーを気に入っている。VFXや音響効果は素晴らしい出来なので、ほんとはもっと高く評価したい。技術点も芸術点も実はAクラス。しかし、あまりにも内容がね・・・オススメしにくいわけだ。

観に行くならお気をつけて。言葉にするだけで身の毛もよだつシーンがある。アナタもきっと震え上がるだろう。くれぐれも「恐いもの見たさ」で行ってちょうだい。それなら期待を裏切らないはず。恐いのがダメな人はトラウマになるかもしれないからやめてね。後悔しても知らないよ。

この映画について、アタシは10年先でもいくつかのシーンについて克明に語れる。それぐらい強烈に目に焼き付いた。それから、よく考えてみると、恐怖の演出が凝ってる。暗闇で「わっ!」と脅かすようなシーンはひとつもないんだ。

ジワジワきて、音も恐く、最後に予想もしないほどドギツイ・・・うー、コワ。閉所恐怖症・・・ダメ。潔癖性もダメ。高所恐怖症もダメ。尖端恐怖症なら気絶するかも。昆虫恐怖症なら悶絶。スプラッターはいいとして・・・「あれ」はちょっとねー・・・うー、コワ。

反応は人それぞれだと思うが、スプラッターで笑っちゃうアタシが震えるってことは、けっこうどころか相当エグイということ。帰りの車中で『まさかあそこまでやるとは』とか『うー、コワ』なんて独り言を連発してしまった。

とにかく、あらゆる恐怖を網羅している。スプラッターや鋭い刃物はなんでもない、目がくらむような高所でも笑っていられるような人でも、なにかしら恐いものがあるってことだよね。アタシはこの映画を観て「あれ」がダメだということに気づいた。この映画を観れば、自分は何が恐いのかわかると思う。

作品メモ

監督:クリストフ・ガンズ

製作:サミュエル・ハディダ(バイオハザード、バイオハザード II アポカリプス、ドミノ)

製作総指揮:山岡晃(コナミで多くのゲーム音楽を作曲。この映画では、おぞましい音響効果を演出)

原作:コナミのゲーム「サイレントヒル」

出演:ラダ・ミッチェル, ローリー・ホールデン, ショーン・ビーン, ジョデル・フェルランド

ジャンル:サスペンス・ホラー

公開日:2006/7/8

上映時間:126分

日本配給:松竹

公式ホームページ:http://www.silenthill.jp/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 14:58 | comments(4) | -
カーズ
インディーカーレースでスター街道ばく進中のライトニング・マックイーン。だが、彼には心を許せる友達がひとりもいなかった。【カーズ】は、そんなマックイーンが「ラジエーター・スプリングス」に迷い込むという物語だ。

カーズ RUSTeze ポスター

ラジエーター・スプリングスは、高速道路が開通したせいで寂れてしまった町。こういうところは日本にもたくさんあるね。かつては国道沿いで栄えたが、今は地元の車以外、めったに通らない。

華やかなレースシーンと寂れた町の対比、人情味あふれる「ラジエーター・スプリングス」の住人(車)たち。キャラクターのなめらかな動き、壮大な景観、スピード感、磨き上げられたボディーに映り込む景色。どれをとっても素晴らしい!

ルイジのタイヤ専門店 ルイジ

ルイジのタイヤ専門店

アタシが特に気に入ったキャラクターはタイヤ専門店のルイジだった。声は「ちょいワルおやじ」で有名になったイタリア人のジローラモさん。この人、声優だったの? セリフが抜群にうまくてビックリした。

ラストの盛り上がりも最高。ストーリーもアニメーションも非の打ち所がない。評価は A だな。

作品メモ

監督:ジョン・ラセター(トイ・ストーリー)

製作:ディズニー, PIXAR

声の出演:ジローラモさんなど

ジャンル:PIXAR アニメーション

公開日:2006/7/1

上映時間:122分

日本配給:ブエナビスタ

公式ホームページ:http://www.disney.co.jp/movies/cars/main.html
カテゴリ:映画の感想と評価 | 04:48 | comments(0) | -
ウルトラバイオレット
これは格好いいミラ・ジョヴォヴィッチを心ゆくまで堪能するための映画です。ストーリーなんて、あってないようなもの。敵の数は多いけど、マヌケで弱い雑魚ばっかしでした。


ウルトラヴァイオレットは人間の能力をはるかに超えたファージなんです。だから、敵はスローモーションで動いてるのに、ミラ・ジョヴォビッチだけが普通のスピードで動いているように見えます。四方八方、いやいやもっともっと、十六方からピストルで撃っても、一発も当たりません。(なんじゃこりゃ?)

その他では重力を自在に操ったり、武器をデータとして持ち歩くところがチョット目新しいかな。あとはもう、マシンガンアクション、サイバー・チャンバラの連続。88分と短いけど、最後は少々飽きてしまいました。

でも、ミラ・ジョヴォヴィッチは文句なしに格好いいっす。特にこの映画ではミラがかけているサングラスに注目。気に入ったのは後半に出てくる Hugo Boss(ドイツ)のモデルでした。

映画に出てきた Hugo Boss のサングラス

このサングラスを楽天や Yahoo で検索しましたが、日本のサイトでは見つかりません。ミラ・ジョヴォヴィッチだからこそ似合うモデルなのかも・・・。日本人がかけたら、多分「できそこないのデヴィ夫人」でしょう。

最後に映画の評価ですが C+にしておきます。「おヒマなら」だけど、格好いいサイバー・アクションが観たければどうぞ。

作品メモ

監督:カート・ウィマー

出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ, ウィリアム・フォクトナー, キャメロン・ブライト, ニック・チンランド

ジャンル:サイバーアクション

公開日:2006/6/24

上映時間:88分

日本配給:ソニーピクチャーズ

公式ホームページ:http://www.sonypictures.jp/movies/ultraviolet/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 15:10 | comments(2) | -
M:I:3(先々行上映)
さえないブルー帰国。あとは準々決勝ぐらいから見るとしよう。こういうときは派手なアクション映画に限るね。そこでアタシは【M:I:3】の先々行上映を見ることにした。IMF(インポッシブル・ミッション・フォース)のシークレット・エージェント=イーサン・ハントが大活躍だ!


手に汗握る潜入シーン。スピーディーな救出。あっと驚く変装。ハッキング、銃撃戦、カーチェイス(今回はヘリコプターチェイスも)、爆破、格闘、危機一髪の脱出。もう、目が回るほど忙しいアクションの連続で完全に時の経つのを忘れた。

でも、30分経ったら『えーと、今回のミッションはなんだっけ?』という状態。

『人工呼吸と心臓マッサージは覚えられたけど・・・』

『あと、なんだっけ? そうだ、ワナカ湖だ。ワナカ湖はニュージーランドにあるヘリスキーの拠点だったよな』

それから・・・えーと、バージニア州のロケ地を調べてみよう。あった、あった。ここだ。チェサピーク湾にも東京湾横断トンネルと似た道路がある。2つのトンネルと海ほたるのような人工島。残りを並行して走る2本の橋で結んでいる。(トンネルと橋を合わせた距離は28.3km)

Chesapeake Bay Bridge-Tunnel

ここねー、橋脚が延々と続くんだよ。だから東京湾同様シーバス釣りで有名なところらしい。このページを読んでごらん。

Seabass Box チェサピーク湾

映画の評価は B かな。入場料分は確実に楽しめるだろう。特に落ち込んでいるときにオススメ。だけど、あまりにも手慣れた仕事なのでツッコミどころはない。友達と観に行って「あーだ、こーだ」と激論を交わすのを楽しみにしている人にとっては、あまり見応えないかも。「あーだ、こーだ」を楽しみにしている人は【DEATH NOTE】の方が面白いよ。

作品メモ

監督:J・J・エイブラムス

製作:トム・クルーズ

出演:トム・クルーズ(イーサン・ハント), ヴィング・レイムス(黒人ハッカー), ミシェル・モナハン(イーサンの婚約者), ローレンス・フィッシュバーン(IMF のボス), フィリップ・シーモア・ホフマン(闇の商人役), マギーQ(女性エージェント)

ジャンル:サスペンス・スパイアクション

公開日:2006/7/8

上映時間:126分

日本配給:UIP映画

公式ホームページ:http://www.mi-3.jp/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 17:42 | comments(0) | -
DETH NOTE(前編)
既刊10巻の販売累計がすでに1400万部を突破したという【DEATH NOTE】。まずはこのペースを他と比較してみよう、2004年に【エースをねらえ!】が上戸彩主演でテレビドラマ化されたとき、コミック全10巻の販売累計が1500万部と発表されている。少子化でその後、子供が減っていることを考え合わせると、【エースをねらえ!】を上回る人気と言えるだろう。

これはスゴイ数字だ。でも、アタシはもう何年も漫画を読んでいないし、テレビアニメも見ていない。だから、映画の予告を見るまで【DEATH NOTE】の存在を知らなかった。映画を観る前の予備知識は、公式ホームページと劇場版の予告だけだ。

アタシの反応

★導入部は Good Job!

物語の導入部はとてもわかりやすく、俊敏だった。

★あっ、この子知ってるぅー。

ライトの恋人、秋野詩織は香椎由宇。(かしいゆう)【ローレライ】のラストで小型潜水艦に乗ってどこかへ行っちゃった女優だ。(神奈川県綾瀬市の出身で、お父さんはソニーに勤めているらしい)

you―香椎由宇写真集

★直接手を下さなくても、デスノートに名前を書き込むだけで人を殺せる。

ということは、このノートを使えば完全犯罪が可能。もしアタシがデスノートを持っていたら大変だぞ。ジーコなんか、とっくの昔に心臓麻痺であの世行きだった。

★デスノートの使い方にはいくつかルールがある。

それらのルールは「タイムマシン原則」と違って、かなり御都合主義的だ。このルールを素直に受け入れられれば楽しめるが、そうでないと「お子様向け」と感じるかもしれない。

DETH NOTE とは(はてな)

★なるほど・・・

捜査範囲が関東の大学生に絞られたあと、犯人が警察の内部事情を知ったことが“L”によって証明される。ということは警視庁のサーバーに侵入を試みた者が容疑者として浮かんだわけだ。

★心の葛藤がないなぁ。

ライトは、あっと言う間に「闇の処刑人」から「狂った殺人鬼」になってしまう。ここも好き嫌いが分かれるところだろう。だが、アタシの場合は、『これさえあればキム・ジョンイルをやっつけられる』と考えたので、『面白い』としか感じなかった。(2時間でまとめるためには仕方ない)

★ライトの天敵“L”は松山ケンイチ

男たちの大和】とはまったく違う役を演じた。バウムクーヘン、ドーナツなどをチビ太のおでん食い。(是非見に行ってちょうだい)コーヒーに角砂糖を5個ぐらい放り込んでチュッパチョプスでかき回すシーンなどが面白い。“L”のキャラクターはいかにも漫画だ。こういうアイデアは漫画に慣れ親しんだ日本人ならではのものだろう。

DEATH NOTE (2)

これが原作の“L”です。

★あっ、ワンセグだ!

ライトがポテトチップスを食べながら見ている小型テレビはアタシが使っているケータイに間違いない。

au W33SA 新規契約

W33SA(サンヨー)

★意外な展開

【DETH NOTE】の優れたところは、物語をどのような筋書きにも書き換えられることだ。「死に神の目」を使えば、いつでもライトは“L”を殺すことができる。(ただし、その代償は大きい)

また、デスノートを死に神に返せば、殺人の記憶を消すこともできる。さらに、デスノートには、その切れ端にも同等の効果があり、他人に又貸しすることもできるらしい。

ということで、この物語は、たとえデスノートの持ち主が死んでも PART 2、PART 3 を作ることができる。ワーナーブラザースが版権を買った理由はココにあるのだろう。ハリウッドもネタ切れに苦しんでいるからね。

★アタシの評価

後編が公開される11月まで、とりあえず生きる目的ができたので B+。【DEATH NOTE(後編)】を見ずに死ねるもんですか!

作品メモ

監督:金子修介

原作:大場つぐみ, (絵)小畑健

企画制作:日本テレビ

出演:藤原竜也, 松山ケンイチ, 鹿賀丈史, 香椎由宇, 瀬戸朝香, 細川茂樹, 戸田恵梨香, 藤村俊二

ジャンル:犯罪サスペンス(人気コミックの実写化)

公開日:2006/6/17

上映時間:122分

日本配給:ワーナーブラザース

公式ホームページ:http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 22:16 | comments(2) | -
ハルウララ
おととい平塚で【不撓不屈】を見たが・・・調べてみたら過去にこの映画を撮った森川時久監督の作品を観ていた。それが【ハルウララ】である。

この映画については、インターネット上でアタシより詳しく書いている人がいないかもしれない。それもそのはず、撮影が行われた高知で先行上映されたあと「お蔵入り」になってしまったのだ。(高知に釣りに行ったとき、たまたま観た)

そのいきさつなども含めて合計6ページ「ハルウララ」について書いてあるので、おヒマだったら読んでちょうだい。高知競馬場で撮った写真やムービーもたくさんある。

映画ハルウララ(先行上映の感想)


ハルウララの引退レースが流れたので、DVD はメイキングしか出ていない。

作品メモ

監督:森川時久

出演:渡瀬恒彦, 賀来千香子, 竹中直人, ガッツ石松, 前田吟, 七海まい, 忍成修吾

ジャンル:人間と馬の感動ドラマ

公開日:2005/4/9(撮影地の高知にて)

上映時間:106分

公式ホームページ:http://www.haruurara-movie.com/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 00:37 | comments(0) | -
不撓不屈
税理士・飯塚毅(滝田栄)が中小企業に勧めていた節税対策(別段賞与)が国税局に見とがめられる。飯塚は国を敵に回し、その後7年間に渡って弾圧と戦った。「飯塚事件」と呼ばれるこの出来事が、果たして映画を観る者に感動を与えられるのか?

ちょっとエンターテイメントにしては難解な問題が最初に出てきた。それが「別段賞与」だ。この言葉を聞いたことがない人にとっては、ややキツイだろう。

アタシの反応

別段賞与・・・ハァ?(別段興味ありませんから)

国税局の執拗ないやがらせ・・・ヒー!(根掘り葉掘り調べられたら、アタシもヤバイぞ)

社会党・・・フーン、この頃は力があったんだね。(昭和38〜45年頃の話)

大中寺(栃木県)・・・へー、なかなかいいロケーションじゃない。どこかな?(これはクレジットロールで確認)実際に植木老師が居たのは大中寺じゃなくて雲巌寺らしい。(この情報は一緒に観たターチさんより)

復員当時の主人公と奥さん(松坂慶子)・・・ホー、終戦直後にしては栄養状態がいいねぇ。丸々太ってるよ。(モノクロにしただけ)

この映画は税理士さんや、日頃、支払基金と戦っているお医者さんなら感情移入できるかもしれない。だが、現代とはかなり様相が違うので、若い人が見てもあまり感動しないだろう。現在の社会党なんて風前の灯火だし、野党が総じてだらしないので、自民党の思うままだ。

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版

「三丁目の夕日」のように昔懐かしいモノがたくさん出てくれば、中高年にオススメの映画って書けるんだけどね。そういった種類の映画じゃないし、後半にヤマ場があるわけでもない。特にラストは税理士さん以外、まったく感動がないはずだ。

じゃあどうすれば良かったかというと・・・こういう場合、ハリウッドでは出演者に過激なダイエットを課してリアリティーを高める。2ヶ月で15キロとかね。少なくともそれぐらいダイエットさせて追いつめられた雰囲気を出すのが普通だ。でも、この映画の場合は、出演者にそこまでさせるほどギャラを払っていないのだろう。(そこまでやったら、もっと高く評価するけど)

今年、ホリエモンや村上が逮捕されたが、それらは庶民の目で見ても「不当な弾圧」じゃない。目障りな拝金主義者を排除してバブル再燃を防いだだけだ。「飯塚事件」と重ね合わせるような問題じゃないと思う。だから、タイミングがいいわけでもないんだよな。だから評価は「おヒマなら」の C。

作品メモ

監督:森川時久(ハルウララ

原作:「不撓不屈」高杉良

出演:滝田栄, 松坂慶子, 三田村邦彦, 田山涼成, 中村梅雀, 北村和夫, 夏八木勲

ジャンル:人間ドラマ(実話)

公開日:2006/6/17

上映時間:119分

日本配給:角川ヘラルド映画

公式ホームページ:http://futo-fukutsu.cocolog-nifty.com/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 19:29 | comments(0) | -
ポセイドン
いやぁー、物凄く金のかかった映画だ。最初の20分だけで100億円ぐらい使ってるんじゃないの? 総制作費1億6000万ドルだって。この客入りでどうやって元を取るんだろう? 人ごとながら心配になっちゃうよ。

では最初に主な登場人物を紹介しよう。

カート・ラッセル・・・エミーのパパで、元ニューヨーク市長。若い頃は消防士だったので、人命救助の経験がある。

ジョシュ・ルーカス・・・豪華客船で大金持ちから金を巻きあげるプロのギャンブラー。どこかで見たことがあると思ったら、【ステルス】という映画で、恋人役のジェシカ・ビールを助けるために北朝鮮で大暴れした色男だ。(船の中で逃げ隠れした経験があるのか、なぜか船の構造に詳しい)


リチャード・ドレイファス(1978年に【グッバイガール】でアカデミー賞主演男優賞を受賞した名優)・・・ゲイの老紳士役。恋人(♂)にフラれてヤケになり、5,000ドルもするロマネコンティを注文する。体力的にサバイバルには向いてなさそうだが・・・


エミー・ロッサム・・・【オペラ座の怪人】で映画デビューした歌姫。今回は歌うシーンがなく、必死に潜る。潜る。


では次に、ポセイドン号を襲った大波について解説しよう。まず波の高さは45m。この波について詳しい説明はないが、「ローグ・ウェーブ」(異常波浪)というもので、自然現象として実際に起こりうるらしい。たとえば【ビッグ・ウェンズデー】に出てくるハワイの大波は高さ25m。過去に日本を襲ったものでは高さ90mというトテツモナイ大津波もあったらしい。

日本一の津波の高さはなんと90m

ということで解説終わり。あとは映画を観てちょうだい。この映画は、どっちかというと人間ドラマにはあまり興味がなくて、壮大なスペクタクルとジェットコースターのような展開だけで満足できる人に向いた作品だ。(家で観るより映画館で観ることを強くオススメしたい)

アタシはどうかというと・・・【混浴露天風呂連続殺人事件】にチャンネルを合わせるものの、サービスタイムしか画面に集中してないような男である。だから、この映画に向いていたかもしれない。

98分間、まったく退屈することはなかったので、評価は B にしよう。観ている間は確実にオモシロイ。全然泣けるシーンはないけど。

P.S. いくらなんでも MAP 君は可哀想すぎる。ヒューマニズムのカケラもない。超大作の「ポセイドン」に出演しましたと言っても MAP 君は笑われそうな役だ。

作品メモ

監督:ウォルフガング・ペーターゼン(トロイ、パーフェクト・ストーム)

出演:ジョシュ・ルーカス, カート・ラッセル, リチャード・ドレイファス, エミー・ロッサム

ジャンル:パニック・脱出アクション

公開日:2006/6/3

上映時間:98分

日本配給:ワーナーブラザース

公式ホームページ:http://wwws.warnerbros.co.jp/poseidon/
カテゴリ:映画の感想と評価 | 04:51 | comments(0) | -
インサイド・マン
最後まで見終わって『なるほどー』と思えれば完全犯罪と言える。では早速「指差し呼称」で映画の内容を点検してみよう。まず俳優からだ。

デンゼル・ワシントン・・・ちょいワル刑事の雰囲気ヨシ。

ジョディー・フォスター・・・存在理由が取って付けたようなカンジだが、有名だから「まあヨシ」。

クライヴ・オーウェン・・・華がない分、謎めいてヨシ。

犯人の目的が最後までわからないのもヨシ。脱出方法ヨシ! デカパイ良し!

緊迫感・・・あまりナシ。犯行理由・・・ん?

見終わってすぐ、どうしてもトイレの問題が気になった。スパイク・リー監督よ、たとえばこういう物もあるだろ。これがあれば、わざわざコンクリートの床に穴を開けなくても済むじゃないか。

携帯トイレ&超防臭チャック袋

携帯トイレ&超防臭チャック袋

ということで、アタシの評価は、まあまあだけど、ちょっと残念な部分があった。あるいは、「お暇なら」だけど、ちょっと面白いの C+ 評価。

本当はトイレの問題以外にも疑問点があるのだが・・・とにかく最後まで見ずにはいられない映画だ。その点はエンターテイメントとして高く評価すべきだと思う。

が、しかし・・・このあとは「それを言っちゃー、おしまい」なのでやめておく。

作品メモ

監督:スパイク・リー

出演:デンゼル・ワシントン, ジョディー・フォスター, クライヴ・オーウェン

ジャンル:犯罪・サスペンス(ミステリー?)

公開日:2006/6/10

上映時間:128分

日本配給:UIP

公式ホームページ:http://www.insideman.jp/index.php
カテゴリ:映画の感想と評価 | 03:56 | comments(0) | -
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